ChatGPTへの指示文(プロンプト)の書き方に悩んでいませんか?実は、プロンプトはAI自身に作らせることができます。初心者でもすぐに実践できる2ステップの方法と、コピペで使えるテンプレート、作成したプロンプトを再利用するコツを紹介します。
「ChatGPTを使っているけれど、なかなか思いどおりの回答が出てこない」
「プロンプトが大事なのは分かるけど、どう書けばいいの?」
こんな悩みを感じたことはありませんか?
ネットで検索すると、「最強のプロンプト100選」「AIを使いこなす魔法の指示文」など、さまざまな情報が出てきます。
でも、自分の仕事にぴったり合うものを探すのは意外と面倒です。
せっかく仕事を効率化するためにAIを使っているのに、プロンプト作りに時間をかけていたら本末転倒ですよね。
そこで今回は、もっと簡単な方法を紹介します。
プロンプトは、自分で考えるのではなく、AI自身に作ってもらえばいいんです。
しかも、やり方はとても簡単です。
そもそもプロンプトって何?
プロンプトとは、ChatGPTなどの生成AIに与える指示文のことです。
例えば、
「海外の顧客に送る英語メールを作成して」
これも立派なプロンプトです。
ただ、この指示だけでは、どのくらい丁寧な文章にするのか、何を伝えたいのか、どんな形式で出力するのかが分かりません。
そのため、期待していた回答と違うものが出てくることがあります。
一方で、相手との関係や伝えたい内容、文章のトーンまで具体的に伝えれば、目的に合った回答を得やすくなります。
つまり、AIの回答の質は、指示の出し方によって大きく変わるということです。
とはいえ、毎回細かい指示文を考えるのは大変ですよね。
そこで、その作業自体をAIに任せてしまいます。
プロンプト作成は、たった2ステップ!
やり方は驚くほどシンプルです。
STEP 1|自分がやりたいことを、そのまま伝える
まず、ChatGPTに自分がやりたいことを説明します。
例えば、こんな感じです。
副業を始めたい会社員向けのブログ記事を作りたい。
読者は20〜40代で、副業に興味はあるものの、何から始めればいいか分からない人。
専門家のような堅苦しい文章ではなく、実際に副業を経験した人が友人に説明するような文章にしたい。
SEOも意識して、読みやすく、読者が行動したくなる記事にしてほしい。
この段階では、完璧な文章にする必要はありません。
箇条書きでも、思いついたことを並べるだけでもOKです。
重要なのは、自分が何を実現したいのかを伝えることです。
STEP 2|AIに最適なプロンプトを作らせる
続いて、次の一文を追加します。
上記の目的を達成するために、あなたが最も質の高い回答を生成できるよう、最適なプロンプトを作成してください。
必要な役割設定、背景情報、具体的な指示、出力形式、注意事項を盛り込んでください。
情報が不足している場合は、プロンプトを完成させる前に私に質問してください。
これだけです。
ChatGPTがこちらの要望を整理し、より具体的で使いやすいプロンプトを提案してくれます。
あとは、出来上がったプロンプトを使って実際に仕事を依頼するだけです。
もちろん、AIが生成したプロンプトが必ず最適とは限りません。
それでも、ゼロから自分で考えるより、AIが作ったものを修正する方がずっと楽だと思います。
【コピペOK】私がおすすめするプロンプト作成用テンプレート
ここまで紹介した方法を、もう少し実用的な形にしてみました。
以下の文章をChatGPTにコピーして使ってみてください。
プロンプト自動生成テンプレート
あなたは、生成AIの活用とプロンプト設計に精通した
プロのAIコンサルタントです。
私は、これから生成AIを使って次の目的を実現したいと
考えています。
【やりたいこと】
ここに自分の要望を自由に入力してください。
【依頼内容】
- 私の要望と最終的な目的を分析してください。
- 目的を達成するために必要な情報や条件を整理してください。
- 情報が不足している場合は、
重要度の高い質問を最大5つしてください。 - 私の目的に最も適したAIの役割、
作業手順、出力形式、注意事項を設計してください。 - 以上を踏まえ、AIから質の高い回答を得るための
完成版プロンプトを作成してください。 - 完成したプロンプトは、コピーしてすぐ使える
形式で出力してください。 - プロンプトの使い方と、回答の精度を高めるために
追加するとよい情報も簡潔に説明してください。
【重要事項】
・私の要望や意図を勝手に変更しないでください。
・不明な事実や経験を創作しないでください。
・抽象的な指示ではなく、具体的で実行可能な内容にしてください。
・必要以上に複雑なプロンプトにしないでください。
このテンプレートを使えば、ブログ記事の作成だけでなく、ビジネスメール、資料作成、市場調査、副業のアイデア出しなど、さまざまな用途に応用できます。
AIが作ったプロンプトは、そのまま使わず一度試してみよう
ここで一つ、気をつけたいことがあります。
プロンプトが立派だからといって、必ず良い回答が出るわけではありません。
大切なのは、実際に使ってみることです。
例えば、生成されたブログ記事が少し堅苦しかったら、
「もっと自然な話し言葉にしてください」
説明が抽象的だったら、
「具体的な事例や実践手順を増やしてください」
と修正を依頼します。
そして、良い結果が得られたら、
「今回の修正内容を反映して、最初のプロンプトを改善してください」
とお願いしてみましょう。
すると、次回は同じ修正を繰り返さなくても済むようになります。
作成 → 実行 → 評価 → 改善
このサイクルを繰り返すことで、自分の仕事に合ったプロンプトに育てていくことができます。
気に入ったプロンプトは保存して再利用しよう
毎回プロンプトを作り直すのも、時間がもったいないですよね。
そこで、気に入ったプロンプトは保存しておくことをおすすめします。
例えば、
- ブログ記事作成用
- 英語ビジネスメール作成用
- 市場調査・競合分析用
- SNS投稿作成用
- 副業アイデア検討用
といった具合です。
ChatGPTでは、作成したプロンプトを保存しておき、必要なときに貼り付ければ再利用できます。
個人的には、最初から何十種類も保存する必要はないと思います。
まずは、普段の仕事でよく使うものを3つ程度作ってみる。
そして使いながら少しずつ改善していく。
それだけでも、毎回ゼロから指示を考える手間を減らせます。
まとめ|AIへの指示まで、一人で頑張る必要はない
AIを使いこなすために、難しいプロンプトの書き方を丸暗記する必要はありません。
むしろ、自分が何を実現したいのかを明確に伝えることの方が大切です。
どうすれば実現できるのか、そのためにどんな指示が必要なのか。
そこはAIに考えてもらえばいいんです。
もちろん、最終的に出てきた回答が正しいか、自分の目的に合っているかを判断するのは人間の役割です。
でも、プロンプト作成まで全部自分で抱え込む必要はありません。
まずは、普段ChatGPTにお願いしている仕事を一つ選んでみてください。
そして、
「この仕事で最も良い結果を得られるプロンプトを作って」
と依頼してみましょう。
AIに仕事を任せるだけでなく、AIへの仕事の頼み方までAIに考えてもらう。
これも、生成AIを上手に活用する方法の一つだと思います。

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